社員クロストーク「会社と社会」

90年を超える歴史の中で、
道というインフラをつくり、学校のグランドやスポーツ施設をつくり、まちの景観をつくってきた
「社会性の高い会社」。
その中で社員は、社会との関わりをどのように肌で感じているのでしょうか?
社会人になったら、会社や社会とどう関わるのでしょうか?
会社と、社会と、自分の関わりを、先輩社員たちのリアルな言葉を通して感じるクロストークです。

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  • 鈴木 拓人
    技術研究所
    研究・技術
  • 飯島 葉月
    大阪営業所
    経理事務
  • 瀬戸 沙耶香
    宮城工場
    製品製造・品質管理
  • 雨宮 尭則
    長野工場
    製品営業
  • 飯島 葉月
    大阪営業所
    経理事務
  • 雨宮 尭則
    長野工場
    製品営業
  • 鈴木 拓人
    技術研究所
    研究・技術
  • 瀬戸 沙耶香
    宮城工場
    製品製造・品質管理

会社と、ジブン

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_「会社と自分」の関係を知る前に、まずこの会社を選んだ理由を教えていただけますか。

雨宮

自分の場合、一番の理由は、仕事が形に残ることでした。大学は法学部だったんですが、スポーツが好きで、スポーツ施設をつくることに力を入れているのがいいなと思いました。

鈴木

僕は道路って、化学を専攻していた自分には関係ないと思っていたんです。でもよく見ると、意外と化学的要素が盛り込まれていました。それに、技術研究所には、想像以上に化学を専攻している人が多かった。もともと育った町に恩返しできる仕事を探していたんですが、これほど日常的に人々が使うものは他にない、これなら世の中に貢献できると思って、この会社を選びました。

飯島

私は簿記の専門学校出身で、正直、求人票では給与や福利厚生しか見ていませんでした。東亜道路工業に興味が湧いたのは、土木事業の会社が珍しかったから。どんな会社も社会に貢献しているとは思うんですが、道を造っているのは「インフラの中のインフラだな」と思いました。

瀬戸

私、高校を卒業してから別の会社で働いていたんです。友達から聞いていた東亜道路工業が女性を積極採用していると知ったのが転職のきっかけです。東北の「技術センター」を訪ねた時、そこで粒度を調べる「ふるい分け試験機」を見てちょっと感動したんです。学校では手作業でやっていた試験が機械化されていたので(笑)、色々な試験をやってみたいなと興味が湧きました。

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_入社してみて「入社ギャップ」はありませんでしたか?

雨宮

ありました。1つ目は、製品営業が営業所に所属すると思っていたら、工場所属だったということ。2つ目は、お客様(施工会社様)って厳しいんじゃないかと思っていたのですが、むしろ優しくて、気さくで話しやすかったこと。3つ目は、営業だけれど、納品や立ち会いで現場に行く機会が多いことです。最初は現場は嫌だなと思っていたんですが、2年目ぐらいから、自分で仕事をとって完成するまで立ち会えることがやりがいになりました。いいギャップだったなと思います。

鈴木

偏見なんですが、入社前は、土木ってイカつい人たちの業界だというイメージがありました。でも、最近当社でも、女性の施工管理が増えましたよね。技術研究所の社員はもちろんですが、現場作業員のみなさんも、気軽に話しかけてくれる優しい方ばかりで、みんながプロフェッショナルですよね。

雨宮

現場で働いていても作業員さんに助けていただくことが多く、コミュニケーションを取りながら現場を進めていくのは楽しいですね。

鈴木

それに、道路って大雑把に造られているようでいて、材料の温度や合材の量がちょっとずれるだけで使い物にならなくなる。思っていたより繊細に造られているんだというのはギャップでした。

瀬戸

私は事務所のみんなの仲が良いのが意外でした。というのも、職場ってピリピリしているものだと思っていたんです。特に配属が工場で、男性が多い業界でもあるので不安だったんですけれど、「楽しく仕事しよう」とか「辛いことがあっても、楽しく仕事するためにどうするかを考えた方がいい」という思考の方が多かった。趣味の話をしたり、プライベートでも仲良くさせてもらったり本当に楽しくて、入社して良かったなって実感することが多いです。

飯島

入社当初は年代の違う上司と何を話せばいいか戸惑ったんですけれど、今は居心地は良いですね。定時近くになると上司が声をかけてくれたり、働きやすい雰囲気をつくってもらっていると感じます。

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_休日などの制度についてはどうですか?

飯島

正直、長期休暇がしっかりあることをもっとアピールしたらいいのにと思います。友達にも聞きますが、1週間ボンと休んでいる子は少ないです。もちろん、仕事の状況にもよりますけれど。

_実際どうですか、休みの日は休めていますか?

雨宮

はい、休めます。工事の関係で、どうしても出なきゃいけないこともありますけど…。

鈴木

僕は一人暮らしをしてるんですけど、福利厚生で家賃の負担をしてもらっています。金額は地区によるんですが、結構な金額を負担してもらっています。その金額をそのまま貯めて、1年目の8月に新車を購入しました。

_4ケ月で車の頭金ができるというのは魅力的ですね。

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ジブンと、社会

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_「道はインフラの中のインフラだ」とか「まちに恩返しをしたかった」というお話がありましたが、仕事をされていて、ご自身が社会に関わっていると実感するようなことはありますか?

雨宮

先月担当した現場なんですが、保育園の散歩コースになっていて、先生と子どもたちがよく並んで散歩してるんです。そういう光景を見た時に、自分が担当した現場をこういう小さい子も使うんだなって思いました。近くのショッピングセンターを使う方に、「道が悪くてガタガタしてたのが、キレイになって走りやすくなったよ」って言われたこともあります。生活動線の中で自分も使うのですごく身近なんです。以前にやった現場をたまたま車で走った時に、思い入れを感じたりもします。

鈴木

研究所の場合、実際に自分の目で現場を感じることは少ないんですが、会社が手掛けた現場が表彰されたりニュースになったりすると、やっていて良かったなと思います。頑張って開発・改良した技術や工法が実際に施工されて、みんなの目に留まって評価されたってことじゃないですか。世の中の役に立っているなと感じられます。

_まだ施工されていないような研究も進めているんですよね?

鈴木

そうですね。技術研究所は、今あるものじゃなく、10年後・20年後に必要となるもの、ニーズを考えて予測したものをつくる施設です。そういうものが製品化された時は、長い年月をかけてやってきて良かったなと感じるんじゃないかなと思います。ただ、私が主に担当しているのは、今ある製品の性能を上げたり、コストダウンを図る研究です。経済性が高まれば施工のハードルが下がりますし、会社の利益という意味でも貢献できるはずです。

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飯島

私は事務職なので、直接工事に関わることはありません。でも、会社って、沢山の取引先の売上を立てているという側面もありますから、経理業務は重要ですよね。案件が多く上司や営業が見きれないこともありますから、縁の下の力持ちとして、しっかり確認するようにしています。

瀬戸

品質管理の仕事も製品を作るわけではないんですが、施工現場を見たりすると、私も間接的に関わっているんだなって思います。製品は、品質規格に満たなければ工事で使えません。私が試験をして規格を満たしていると確認することで出荷できるようになるし、そもそも良い製品を作るためのシゴトなので、そういう意味では社会に貢献できてるのかなと思います。

_事業以外で、社会に貢献していることはありますか?

瀬戸

清掃活動は社会貢献ですよね。町内会などから清掃活動の案内が来たら、うちの営業所ではほぼ必ず「誰か行ける?」と声をかけ合っています。
それと、災害復旧もそうだと思います。宮城県で水害が発生して、民家が浸水したことがありました。工場の全員が、ボランティアとして民家の泥をかき出しに行きました。ほんとに自発的に動き出すので、東亜道路工業って、仕事以外でも社会貢献に積極的な会社だと感じます。

_事業でも、それ以外でも、社会と深く関わる会社なんですね。社員さんがそれを実感できる環境だというのも、大きな価値だと感じます。本日はありがとうございました。

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撮影場所 東亜道路工業本社