タフシャットRA

樹脂防水一体型アスファルト舗装

 樹脂防水一体型アスファルト舗装は、床版上に植物由来の特殊熱可塑性樹脂を原料とした接着防水材を2.0 kg/m2と多量に塗布し、基層舗設時のアスファルト混合物の熱により接着防水材を融解させ、混合物の底部に浸透させることで、床版、防水層、アスファルト混合物を一体化させる工法です。この一体化により、床版に対して高い防水性能を有することに加え、リフレクションクラックなどの発生を抑えることができます。また、通常のアスファルト混合物を基層に用いることが可能であり、耐流動性など様々な要求性能を向上させることができます。なお、本技術は、コンクリート床版でも鋼床版でも適用可能で、一般的なアスファルト舗設と同じ機械編成で施工することができます。

特長

・接着防水材が混合物と一体化し基層全体で防水層を形成
・低温から高温まで高い防水性&接着性
・一般的なアスファルト舗装の施工機械で施工可能
・コンクリート床版にも鋼床版にも適用可能

用途

・「床版防水性能を有する舗装」として、鋼床版、コンクリート床版の橋梁に適用できます。
・従来のグースアスファルトに比べ臭気の少ないことから市街地の橋梁に適しています。
・特殊な施工機械は不要であることから、大規模な橋梁から小規模な橋梁にも適用可能です。

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