都市環境への配慮
工事渋滞削減
グースアスファルト舗装は、流し込み施工が可能な作業性を有するグースアスファルト混合物を用いる舗装です。我が国では、一般に鋼床版舗装の基層に用います。混合物の敷き均しには、専用のアスファルトクッカ車およびグースアスファルトフィニッシャを用います。必要に応じて、表面にプレコート砕石を散布・圧入することがあります。
フルデプスアスファルト舗装は、路床上の全ての層にアスファルト混合物および瀝青安定処理路盤材料を用いる舗装です。計画高さに制限のある場合、地下埋設物が浅い位置にある場合、施工期間が長くとれない場合など施工上の制約を受ける場合にご採用ください。シックリフト工法を採用すると効果的です。
路面温度の上昇抑制
透水性レジンモルタルシステム工法は、高性能樹脂バインダーと特殊粒径の細骨材を混合した透水性樹脂モルタルを、排水性舗装の表面の間隙に充填する工法です。透水性を維持したままで、排水性舗装の路面を強化します。
モイスチャロードは高粘度改質アスファルトを用いた母体アスコンの空隙を特殊な保水材で充填することにより、舗装体内に水分を蓄えます。この水分が日中の蒸発(気化熱が奪われる)することによって、舗装の温度上昇を抑制します。
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