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 道路橋のコンクリート床版や鋼コンクリート合成床版は、床版内に水が浸入することで、砂利化といった損傷が生じます。このため、道路橋床版は防水層によって保護するとともに,舗装内部に浸入した水分を速やかに排水することが重要となります。
 当社では不陸のある床版においても円滑に排水することを目的として,逆勾配となる箇所や局所的な凹部となる箇所においても排水ができるテープ状の排水装置(当社製品名:タフシャット導水テープ)を開発しております。
 このタフシャット導水テープの現場への適用事例やその効果について,111日~2日に開催された(公社)日本道路協会主催の第35回日本道路会議において,当社 技術研究所 新井崇史 主任研究員が「逆勾配となる箇所からの導水を可能とするテープ状の排水装置の適用事例と効果」と題した論文を発表し,「優秀賞(口頭発表 事例報告)」を受賞しました。
 当社は,今回の受賞を契機に,タフシャット導水テープの更なる普及を目指して取り組んでまいります。

※日本道路会議の優秀賞は,道路技術の向上と道路事業の促進への寄与の観点から、独創性、有用性、信頼度、明解度および発表態度・質疑応答等を勘案し、内容及び発表が特に優秀と認められる論文が表彰されるものです。

タフシャット導水テープ 紹介ページ
https://www.toadoro.co.jp/business/product/34/

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