社員が語るシゴトの“中身”
携わった仕事の
完成形
を目の当たりにして、
感動と達成感を
感じた。
慶長 妃華
RANA KEICHO
横浜工場
2023年入社
※取材当時の内容です。
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製造・品質管理の仕事とは?
- 当社は、アスファルト乳剤や改質アスファルトを製造するメーカーでもあります。
[製造]は、工場で材料の購買、製造・出荷管理、配車計画、製造設備や車両の点検・整備などを行います。出荷に際しては、天候など変化する状況に合わせた対応が必要です。
[品質管理]は、製造された製品が規格を満たしているかを試験・確認し、品質を担保する役割を担っています。特に製造担当者とは、試験結果の共有や出荷確認などで密に連携。道路工事の品質を守る重要な仕事です。
- 入社してから、どんな仕事をしてきたか教えてください。
- 品質管理の仕事は、改質アスファルトやアスファルト乳剤の試験・確認を通じて、製品の品質を担保することです。
私が所属する横浜工場では、通常の製品に加えて、全国の競輪場で使用されているカラー材「ウォークトップ」やテニスコート用のカラー材など、この工場でしか作れない製品も製造しています。私は品質管理担当として、製造された製品が品質規格を満たしているか、出荷許可が出せる状態かどうかを、出荷前にチェックしています。あまり表には立たない職種ですが、製品に問題があればクレームになりますし、施工後に支障が出る可能性もありますから、大事な役割だと思っています。
私は工業高校の出身ですが、普通科だったので舗装のことをほとんど知らない状態で入社しました。仕事や製品についても、配属されてから上司に教わってひとつずつ覚えてきました。入社前は、男性が多い業界ということを少し不安に思っていましたが、実際に働いてみると女性の先輩方もいらして、皆さんがとても優しく、日々助けられています。
- 仕事をしていて気持ちいい瞬間・感動する瞬間はありましたか?
- 品質管理は主に試験を行って結果を出す仕事だと思っていましたが、現場に出向く機会も多くあることに驚きました。自分で調色し、完成したカラー材が実際に施工された現場にも何度か足を運び、自分の目で確認することができました。実際に自分の携わった仕事が形となっていく様子を目の当たりにすると、感動と達成感を感じます。
例えば、競輪場から特注色のカラー材の注文をいただいた際には、上司に教わりながら調色を重ねて色の配合を決定しました。実際に競輪場を訪れてみると、想像以上に広くて傾斜が大きく、その全面が当社の製品で舗装されていることに圧倒されました。特色のカラー材は施設キャラクターを描くために使われていて、「私が作った色だ!」と感動せずにはいられませんでした。
また、あるテニスコートから「ピンク」と「水色」のカラー材をご発注いただいたこともあります。完成後、写真付きの手紙をもらった時は嬉しかったですね。とても可愛い仕上がりでした。
実際に現場を見ることで得られる学びは多くあります。今後も積極的に現場経験を重ねながら知識を広げていきたいと思います。
- 東亜道路工業って「何ができる会社」ですか?
- 東亜道路工業は、調査・設計から製造、工事までを一貫して担うことができる独立企業です。幅広い職種があり、その中から自分にあった仕事を選ぶことができるのも魅力だと思います。仮に合わないと感じても別の職種に挑戦する機会があるので、幅広い経験を通じて自分を高め、成長していける会社だと思います。
- 就活中の学生たちへのメッセージをお願いします。
- 私は、高校の先生に「この会社はどうだ」と情報をもらって就職先を決めました。初めての社会人生活での県外配属、さらに、初めての一人暮らしは少なからず不安もありました。しかし、この会社は福利厚生が充実しており、安心して生活の基盤を築けるところが魅力の1つです。家賃補助や帰省費用のサポートなど、とても助かっています。休日はしっかり休めて有給休暇も取りやすい環境です。さらに、新入社員研修制度など教育面でのサポートがあり、不安な時でも頼れる上司や先輩が多くいます。
皆さんも安心して挑戦できる環境です。東亜道路工業でお待ちしております。
ある一日のスケジュール