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 アスファルト舗装に用いるアスファルトは,紫外線や雨水等の作用により路面から徐々に性状が劣化し,最終的に舗装が破損することになります。こうした破損を抑制するため,当社では,路面に散布するだけでアスファルトを再生する材料(散布型路上表層再生エマルション)の研究開発に取り組んでいます。
 このたび,この研究成果の一部を831日~91日に開催された土木学会舗装工学講演会にて,当社 技術研究所 深谷美優 研究員が「散布型路上表層再生エマルションの開発」と題した論文を発表し,「第28回舗装工学講演会優秀講演者賞」を受賞しました。
 この散布型路上表層エマルションについては,今後,実道での施工を重ねて効果を検証するとともに,道路舗装分野における低炭素で持続可能な再生技術として普及に取り組んでまいります。

※舗装工学講演会優秀講演者賞は、舗装工学講演会で発表された論文の中から、開催年度の41日時点で35歳未満の発表者に対して、特に優れた発表を行ったものを選定して贈られるものです。

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