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 当社は、床版上の舗装工法として植物由来の特殊樹脂を用いて床版とアスファルト舗装を一体化する「樹脂防水一体型アスファルト舗装」を開発し、福岡北九州高速道路公社 福岡高速5号線において、試験的な施工を実施いたしました。
 本工法は、従来工法であるグースアスファルト工法の課題であった交通荷重によるわだち掘れ(耐流動性能)の発生を大幅に抑えながら、橋面舗装の重要な役割である床版に対する防水機能を有する舗装工法です。また、本工法は特殊な施工機械を要する従来工法とは異なり、通常の舗装機械編成で構築が可能なため汎用性が高い工法となっております。今後、交通網のボトルネックとなる橋梁部の長寿命化に寄与していく工法としてさらなる改良、普及を目指します。なお、本工法は、国立研究開発法人土木研究所との共同開発技術となっております。

樹脂防水一体型アスファルト舗装の試験施工の実施について.pdf