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 東亜道路工業株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:森下協一、以下「東亜道路工業」)出光興産株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:酒井則明、以下「出光興産」)は、中部・近畿・中国エリアでポリマー改質アスファルト規格品(以下「ポリマー改質アスファルト」)の製造委託(OEM)を相互で行う提携を開始します。本提携は業界初※1の取り組みです。両社はそれぞれの納入先(顧客)に近い製造拠点から製品を出荷することで運送距離を短縮し、物流の効率化と製品の安定供給につなげます。

 運転手の長時間労働に対する規制やドライバー不足を背景とし、物流の効率化が求められています。そこで両社は道路舗装の基盤材料であるアスファルトの物流において、本提携を通じて互いのポリマー改質アスファルトを製造し、自社の製品を近隣の納入先へ運送することで、物流の効率化を図ります。

 具体的には、出光興産の山口県の拠点で東亜道路工業のポリマー改質アスファルト(型およびH※2)を、東亜道路工業の大阪府および愛知県の拠点で出光興産のポリマー改質アスファルト(型、WおよびH※3)を製造し、納入時には自社の顧客により近い拠点から製品を運送します。

 本提携の対象となるポリマー改質アスファルトは、通常のアスファルトにゴムや樹脂などの改質材を加え耐久性などを向上させた商品で、道路の寿命延長などに寄与します。

 両社は本提携を通じ物流の課題解決に取り組み、安定供給の責務を果たしてまいります。

1東亜道路工業・出光興産調べ
2ポリマー改質アスファルトⅡ型(製品名:HRバインダー)、ポリマー改質アスファルトH型(製品名:パーミバインダー)
3ポリマー改質アスファルトⅢ型(製品名:グランファルトスーパー)、ポリマー改質アスファルトⅢ型W(製品名:グランファルトXS)、ポリマー改質アスファルトH型(製品名:ドレイニッジECO

東亜道路工業と出光興産、相互でポリマー改質アスファルトの製造委託を開始 .pdf